【3度美味しい倍増リピート銘柄、天馬7958】

  1. 売上が安定している
  2. キャッシュフローが潤沢(現金がいっぱい)
  3. 原料である原油価格で営業利益が上下
  4. 超長期投資で保有中は株主優待も
  5. 買い、売りのタイミングが分かりやすい
    (原油価格の異常値が
    発生したときだけトレードする)
目次

原油価格に見事に連動する分かりやすい株価

天馬はプラスチック収納用品を手掛ける会社です。

原料がプラスチックということもあり

株価が原油価格におおむね連動するという

特徴を持った銘柄です。

原油価格が下がれば棚卸の金額等が少なくなり

営業利益が下がり、株価下落。

逆に原油価格が上がれば棚卸し金額が上がり

営業利益が高くなり株価が上昇。

営業利益が原油価格に対して遅行値として

現れるので超長期トレードで

儲けやすい銘柄となっています。

現金保有額より少ない時価総額!?

安定した売上と営業利益も魅力の一つですが

キャッシュ保有額(つまり現金)が

多いこともまた特徴の一つと言えます。

リーマン後の暴落の際には

現金80億に対して株式時価総額50億?

(かなり昔の話なのでうろ覚えです)

PBR(株価純資産倍率)が0.3あたり

だっと思います。

感覚的には現金80万が入った

ゴミ袋が50万円で売られてる状態、

といえば分かりやすいでしょうか?

50億持っていたら即、天馬様の株を

全て買取ってみたい、そんな銘柄でした。

逆を言うと現金保有金額より

株式総資産の方が下回るという

投資家泣かせの謎銘柄でもありました。

倍額リピート、殿堂入り銘柄

売上も順調、原料の評価損だけで

一見営業利益が減っているように見える

=株価下落を繰り返すヘンテコ銘柄。

何度も原油相場が極端に下落した時に

買い入れをしています。

数年ほったらかして、原油の市況が戻れば売却。

その間は株主優待(図書カード)が

ありますので優待狙い長期保有銘柄としても優秀。

キャピタルゲイン、インカムゲイン共に

「一粒で2度美味しい」が、

何度も味わえる黄金銘柄殿堂入りです。

これからこのパターンは通用するのか??

懸念材料としては

①原油価格との連動性が徐々に薄れていること。

②近年起きたベトナムでの汚職事件とそれに

関わる親族間闘争。

リーマン直後は3倍近く→2倍→1.5倍と

パターンが見えてきたのか

トレード利益幅率が少なくなっていること。

投資妙味が少なくなりつつある銘柄ですが

極端な原油下落相場になった時には

一度この銘柄を思い出して頂ければ

幸いです。

2022年7月時点においては

非推奨銘柄ですので(原油価格が高値相場)

ご注意ください

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