【中国で一番金持ちと言われた村の破産について】

かつて中国一、いや世界一のお金持ちの村

と言われた自治体が実質破綻状態との

ニュースが飛び込んできました。

 中華人民共和国、江蘇州無錫市に

位置し、中国各地の農村モデルとして

羨望を集めた村でした。

最盛期には村民一人一人に

一戸建て住宅と高級車の支給。

食費、教育費、医療費を無償化など

羽振りのよさが際立っていました。

panda bear eating bamboo leaves in zoo
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中華人民共和国においては不良債権はどう処理するのだろう??

人口3万人の村において

現地通貨4000億元、

日本円に換算して約8兆円という

多大な負債を抱えて破産という形を迎えたわけです。

二つの疑問

一つ目は急激な負債額の増加。

2016年時点で389億元の負債。

それがたった7年で4000億元の負債という

10倍以上の負債を抱えることになったのです。

時期的に不動産価格の高騰という

事情があるにせよ、

貸し手側の与信管理はどういった仕組みになっていたのか?

 二つ目は不良債権の行方。

中華人民共和国において「破産」「倒産」という

概念がどうなっているのか?

そしてその不良債権はどういう処理をしているのか?

西側でいう「貸し倒れ引当金」という概念があるのか?

中国の会計制度について勉強をする必要は

ありそうです。

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