結論:デメリット以上にメリットは大きい

新NISAは保有する金融商品の売却益や
配当金相当に対する利益に対して
税金がかからないという制度だね。
メリットは分かったけど
デメリットはないのかしら?



1.他講座との損益通算が出来ない
2.損失の繰越が出来ない
3.元本割れのリスクがある
4.非課税枠に上限がある。
の4つが代表的なデメリット。
3の元本割れは金融商品に
関わることなので説明を除外、
4の非課税枠の上限は1800万。
初心者さんには、到達が難しいラインだと
思うのでこれも除外しマス。



利益に対する税金はかからないけど、
「同時に」損失に対しての
救済策(損益通算)がないという理解で
良いのかしら?



その理解で間違っていません。
損失に対しての救済策がないので、
利益が出る確率が高い投資先を
選ぶことが肝心です。
ただし、ハイリスクハイリターンの
商品はNISA口座では運用しづらいので
一つの安心材料とも言えます。
(高レバレッジの投資信託や
個別株の信用取引など不可)
初心者さんの立場で言うと、
上限枠に達するまでは
訓練期間と捉えましょう。
投資に勝つための練習と
割り切り、堅実な投資手法をお勧めします。



堅実と聞くと国債が最初に
思い浮かぶけど、、、
ダメ??



直接的に国債を買うことは出来ません。
投資信託に組み込む形で、
国債など債権を買うことは出来ますが、
非常にリターンが少ないので
お勧めしないぞ。
仮に実質利回り1%、100万を
NISA口座に入れて運用しても
リターンは1万円。
課税口座との差、20%(2000円)が
非課税となりそれがメリット。
NISA口座の制度を享受しているとは
言い難い結果になってしまう。
自分的には株式の投資信託や、
個別株での配当、売却益狙いが
投資力の勉強という意味でもお勧めだ。
投資をするならマストの制度
新NISAはある程度手法を限定されるものの
ステップ、ワン、ツー程度は十分に対応できる制度です。
使えば必ず得をするという制度ではありませんが、
ステップアップとしてはメリット大、です。
投資が気になる人は
確実に開いておきたい口座ですね。
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