【負けない投資家の営業利益から見る投資判断】

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営業利益は会社の「やり方のうまさ」

売上が「お客様からの支持」とするならば、

営業利益は「会社のやり方」と考えています。

「会社のやり方」が上手な銘柄を選ぶのが

基本戦略です。「負けない」という投資の

趣旨を体現するためには赤字の銘柄は

絶対に投資しません。

営業利益高、及び利益率が高いということは

すなわち株価が下がりにくい銘柄とも

言えるでしょう。

  • 同業他社と比べる、過去の数字と比べる
  • 部門の中で一番利益率が高い部門は??
  • 継続して利益を出し続ける仕組みなのか?

同業他社と比べる、過去の数字を比べる

①まずは安定的に営業利益を出していることが

 第一条件です。年度によって

 営業利益が凸凹状態になっているのは

 基本的に投資しません(原料相場や市況が

 明らかに連動する場合はこの限りではありませんが)

 やや上級者向けの投資、管理が大変なので

 ここでは割愛します。

②売上の伸び率より、営業利益の伸び率が高い。

 基本的に営業利益はスケールメリットが

 モノをいう世界だと感じています。

 (固定費の比率が下がるため)

 ですから売上伸び率以上に

 営業利益伸び率が上回れば

 及第点ということになります。

 上記の状態が安定して続くと

 売上アップ=営業利益アップ

 →株価上昇という流れ

 期待できます。

部門の中で一番利益率が高いのは?

さて次に「負けない投資家」が調べる項目とは、

部門の中で一番営業利益率が高いのは?

となります。さすがに売上の1%しかない

部門の営業利益を見てもあまり意味のないことなので

総売上の20%以上を占める部門が

どれくらい営業利益率があるか調べてみます。

売上が90 %を占めていても、世間の話題になっていても

営業利益率が低ければスルーです。

むしろ営業利益が低い部門が話題になり

株価が上がれば「負けない投資家」にとっては

「売り」をかけて利益確定のチャンスとも

言えます。

継続して利益率を出し続けているか??

利益率が凸凹はダメ

決算発表において原料価格や円相場、

その他天災等で一時的に減る場合は

見逃すこともない場合もないですが、

基本的には安定した営業利益

継続する銘柄を強く勧めます。

なぜならば次回の決算結果が、

私達素人でも予想しやすいためです。

当然機関投資家なんかも
予想しているのでは??

もちろん予想していると思うよ。
ただ別の記事で書いている通り
機関投資家は期日制限がある。
もし世界的な悪いイレギュラー
イベントがあれば優良銘柄でも
売り払われる可能性が大。
それこそ我々、時間制限のない
素人投資家のビックチャンスだよ。

継続して利益率を出し続けているか?

「負けない投資家」として基本戦略としては

考えられうる限り、底値で買う」に尽きます。

もちろん世界経済その他の情勢によっては

さらに下がることもあり得ます。しかしながら

高値掴みで「逃げに逃げれない」いわゆる

塩漬け銘柄というのは存在しない状態になります。

営業利益さえしっかり出ていれば

教科書通りの数字にいつしか戻っていくものです。

ですから「やり方のうまさ」

継続して出し続ける銘柄に投資するのです。

一時的な株価や指数の上下を気にすることもなく、

心穏やかに投資し続けることが出来ます。

投資するなら営業利益率が高い銘柄に

「やり方がうまい」銘柄、すなわち

営業利益率の高い水準で継続する

銘柄に投資をするいうことは

非常に負けにくい投資スタイルとなります。

売上(お客様の支持)が伸びない

銘柄の場合はなかなか

株価に反映されにくいので

優先順位としては若干低めの

指数とはなりますが、

「負けない投資家」としての

「営業利益」に対する考察でした。

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