【ウクライナ戦争、西側戦車供与による株式市場の変化を考えてみた】

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短期的かつ直接的な戦闘での終戦→株式市場の好転にはならない

戦車供与がウクライナにとっての戦況が好転するでしょう。

しかしながら終戦の兆しが原因となって株式市場が劇的に

強気相場に入ると言うことは考えにくいと思われます。

もちろん政治的な背景による講和や、

ロシア側による一方的な全面撤退、

その他の理由により終戦という形になることも

十分にあるのでご理解ください。

現在のウクライナ戦争を取り巻く経済への影響

世界経済に大きな影響を与えていると思われる事象、

すなわちウクライナの戦争について

簡単に解説したいと思います。

ロシアのウクライナへの侵攻によって

石油、ガス、石炭、小麦などのいわゆるコモディティ価格の

上昇が世界的なインフレ傾向に拍車をかけています。

それはすなわち、米国を始めとする西側諸国の金利上昇にも

繋がっています。逆に言うと

戦争の終結(講和、停戦など)が見えてくると

コモディティ価格の安定、低下に繋がり、

金利低下に続く株式市場の

上昇基調という形になるかと思います。

西側戦車供与により戦争は終結する目処がたつのか??

西側の戦車がたくさんウクライナに
入ると、一気に巻き返して
戦争が終了するのかな??

1対1だと圧倒的に勝てるし、
ドイツの戦車なんてカッコいいよね。

どっこい、そうはいかないでしょうねぇ。
ウクライナは旧ソ連系の戦車を使っていたところ
西側の戦車を受け取っても
兵士の訓練や砲弾の補給などが大変だろうね。

車のラリーで例えると
右ハンドルを今まで使っていて
いきなり左ハンドルの車で
レースに出るような感じかな?

移動や戦闘で故障が発生しても
部品の供給や、修理を行う
メンテナンス人員も少ない。

旧ソ連戦車だと現地で部品も生産しているし、
最悪共食い整備も出来る。
現役でなくても年配の兵役経験者なら
修理も出来る可能性もある。
壊れたり、鹵獲したロシアの戦闘車両から
部品の融通出来るのも強みだ。

映画バトルシップの最後みたいな
状態が再現されているみたいだしね。

年配の兵士が
古めの戦車を乗りこなしている
映像も流れていたし、
「慣れている」というのは
相当なアドバンテージだね。

キエフなど重要な北部の都市に
警戒と牽制のために
西側戦車を配置して、
トコロテン方式で
使い慣れた戦車を最前線へ!!
という感じかな。

自分もそう思っているよ。
カタログスペックだけではなく
補給や移動のための道路など
兵站を維持してこそ、
初めて戦力を発揮するものだからね。

純粋に軍事的な視点からは影響は少ないと判断しています。

ただし、ウクライナ、ロシアどちらかが

大きな戦果、もしくは政治的に大きな判断をした

場合は全世界の株式市場に影響を与えることは

間違い無いでしょう。

戦争の推移を見守りつつ、各国首脳のスタンスは

見ていく必要はありますね。

小さな情勢の変化から

一気に変化する可能性もありえることなので

アンテナはしっかりと立てておきましょう。

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