テクマトリックスさんの総会終了時のエピソード

去年の某銘柄総会にて
ビジネスパートナーとして
テクマトリックスの紹介がありました。
他会社総会で誉めていた銘柄でもあり
保有銘柄でもあったので今年、
総会に出席してきました。



有益情報とか、面白エピソード、
総会の雰囲気なんかも聞きたいわね。



1番の感動ポイントは
総会が終わった後の情景。
最後の退席者として
お礼のお辞儀をした時だね。
役員メンバーが
一斉に揃って
ビシっとお辞儀で返してくれた。



株主総会での役員の退場も様々。
さっさと退室する場合もあるし、
玄関で見送る場合や、
アイドルさながら
握手でお別れというパターンもある。



総会後のお礼を言った時、
一人二人がお辞儀をするのは
想定していたけど、、。
全員(視界に入った人)が
一斉にお辞儀をするのは初めての経験。
このために練習もしたかと思うと
目頭がちょっと熱くなりました。
(感動的でした!!)



・他社の総会で褒められる。
・自社の総会でも感動のお辞儀。
・SNSではIR問い合わせ先が
懇切丁寧に教えてくれたという
話もあったわね。
これだけ別々の方面から
褒め話が続くとちょっと
偶然とは考えにくいわね。



いや、まさにそう。
「従業員満足度スコア」や
「eNPS」(従業員が自分の勤める会社を、親しい友人や家族にどのくらい勧めたいと思うかを数値化した指標)を
明確に公開している稀有の銘柄。
礼節とか気遣いなど
社風に相当自信を持っていると
思われます。
総会で感じたカタリスト(株価上昇のキッカケ)の芽
・受注残の増加(昨対比33.1%増)
・他社総会と比較すると相対的に提携、M&Aの話が多い。
・海外特に東南アジア圏でのトークが目立つ
・逆に直接一般市民に対するアプローチは薄い。
(防衛・インフラ防御システム関係の質問をしたが、
間接的には携わる可能性があるもの
あくまで黒子のポジションの堅持とのこと)



去年参加した某銘柄の総会では
東南アジアの法律環境に適合しないと
いうことで撤退(一昨年)
業務提携先でもあるので
この辺りの法制度事情と
実務的な参入障壁を
知らないというのは考えづらい。
となると反面教師として
直接一般顧客に
販売をするのではなく、
買収した法人が現地法人に
システム・ソフトウェアを販売して
利益をあげていくビジネスモデルでは?
と思っています。
会長、社長が双日(商社)出身ということもあり
イメージとしては
資源・権益を扱う商社に対して
システム・ソフトウェア・情報を扱う
テクマトリックス、という
ビジネスモデルを構築していると
私は推測しています。
だからと言って株価に即反応する訳ではない。
他の総会でもそうですが、
株価にいきなり反応がでるような
情報は「出てこない」と思っています。
あくまで最終判断ポイントとしての活用や
暴落時において買い向かうべき
銘柄なのかを判断しているだけです。



総会に出席しても
受け身の情報の取り方だけだと
実に勿体ない。
積極的に質問して
理解を深めたり、
目指すビジネスモデルを
考えてみると
見えなかったことが
見えてくる。



今回の株主総会では
質問だけでなく、
執行役員の反応から
社風を知ることが出来ました。
会社の好感度、イメージが
期待以上に上がった株主総会。
コメント