
株価ってなんで上下するのかなぁ?
いろいろな指標があって
分析しても外れることが多いし。



良い質問ですね。
強引に一言で言うと
「期待値」
だと自分は思っています。



みんなが欲しいと思う
銘柄は上がるし、
みんなが要らないと思う
銘柄は下がる。
今現在の業績が良くても
将来の業績が悪そうだと
「思われる」と下がる、
と言うことですね。



株価は単純に売上高や利益だけではなく
世界経済の状態や
市場関係者の思いによって変化します。
株価を予想するのは非常に難しいので
投資初心者はもちろん、
中級者でもベースの
投資先商品としては個別株ではなく
投資信託(S&P500やオルカン)を
お勧めしています。
期待値が変化する理由はさまざま
銘柄によって株価の変化する理由には
指標(株価を左右する数値)には強弱があります。
さらに人間が取引する以上
「感情」の要素も大いに関係してきます。
(ここ10年くらいでAIをはじめ機械化が進んでいますが)
時価総額の金額や前日比率によっても変わる
逆にAIなどのアルゴリズムによっては
機械的に「売買を開始する」場合もあるでしょう。
例えば時価総額999億円が
1000億円に達した場合の買い付け開始や
前日比下落率が4.999%から5.000%に達した場合の
損切り確定売買など。
期待値は常に変化する



利益が昨対200%と思われていた銘柄が
決算を出してみると結果150%の増益だった。
普通に考えると
凄いことなんだけど
市場関係者は皆200%でそろばんを
弾いているから、実際は150%だと
失望という形になって株価が暴落。
織り込み済みという魔法の言葉で
説明を濁される
「投資あるある」ですよねぇー。



話題になっている銘柄は
モメンタム(勢い)と
エクスペクテーション(期待)が
共に上昇相場に一役かっている
場合が多い。
最近だと米国のエヌビディアや
テスラなんかが良い例だね。



テスラとトヨタを比べると
販売台数も営業利益も
トヨタの方が多いのに、
株式総額はテスラの方が大きい。
それを考えると
勢いと期待が株価に影響するというのは
間違いではない考え方ですね。



良い解説だね。
またEV車の販売予想台数や
アメリカ大統領トランプ当選などで
トヨタとテスラの時価総額の
「差」なんかに注目するのもポイント。
その時々の経済情勢が見えて
楽しめるようになると
株式投資は成功しやすくなるね。
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