🐔投資における「カタリスト」とは??🐔

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直訳すると「触媒」になるけど
投資の世界での触媒ってなんだろう??

株価が上下するキッカケとなる情報、です。
下がるパターンもあるけど、
ここでは上がるパターンを紹介して行きマス。

株式投資におけるカタリスト(触媒)とは、

株価を大きく変動させる可能性のある出来事や要因のことです。

通常、それまで注目されていなかった、あるいは織り込まれていなかった

銘柄の価値や成長性を市場に再認識させるきっかけとなります。

以下に、株価を大きく動かす可能性のあるカタリストの10個のケースを挙げます。

  1. 画期的な新製品・サービスの発表:
    • 競合他社を凌駕する革新的な製品やサービスが発表され、
    • 市場での高いシェア獲得や新たな収益源の創出が期待される場合。
    • 例:全く新しいコンセプトの携帯電話→iPhone、
      副作用の少ない革新的な医薬品、
      生産性を飛躍的に向上させる機能(AI・DX)など。
  2. 業績予想の大幅な上方修正:
    • 企業の決算発表や業績見通しの開示において、
      アナリスト予想や市場の期待を大きく上回る
      売上高や利益の成長が示された場合。
    • これにより、企業の収益力や成長性が再評価され、
      投資家の注目や買いが集まりやすくなります。
  3. 新たな大型契約・提携の獲得:
    • 大手企業や政府機関との重要な契約締結、
      または技術力や販路を相互に補完する戦略的な提携が発表された場合。
      最近で言うと自動車業界のホンダと日産の提携など
    • 日本で管理するネットサーバーにおける、さくらインターネットの選定など
  4. 規制緩和・政策変更:
    • 特定の産業にとって有利な規制緩和や政府の支援策が発表された場合。
    • 例:再生可能エネルギー関連企業への補助金増加、
      オンライン診療の解禁など。
  5. M&A(合併・買収):
    • 企業が他社を買収したり、
      合併したりする計画が発表された場合。
      例:二ディックの牧野フライス買収など。
    • 特に、買収価格が市場の期待よりも高い場合や、
      シナジー効果による成長が期待される場合に株価が上昇しやすいです。
  6. 自社株買いの発表・実施:
    • 企業が自己株式を取得する計画を発表したり、
      実際に市場で買い付けを実施したりする場合。
    • これは、株価の下支え要因となり、
      発行済み株式数の減少による一株当たり利益の向上も期待されます。
    • さらに自社株買いは、自社の株価に対して
      格安である自信、および
      現金などに余裕があると考えられます。
  7. 増配・株主優待の拡充:
    • 企業が配当金を増額したり、株主優待の内容を改善したりする場合。
    • 株主への利益還元姿勢を示すことで、
      投資魅力が高まり、株価上昇につながることがあります。
  8. 市場トレンドの変化:
    • 前向きなトレンド転換だとAI、IoT、EV、
      後ろ向きなトレンド転換だと原発事故や人員不足におけるDX化など、
      新たな技術や社会的な需要・ニーズの高まりによって、
      関連する企業の成長期待が高まる場合。
      それらの変化により注目されていなかった分野の企業が、
      市場の関心を集めることがあります。
  9. アナリストによる投資判断・目標株価の引き上げ:
    • 証券アナリストが企業の成長性や業績を再評価し、
      投資判断を「買い」に格上げしたり、目標株価を大幅に引き上げたりする場合。
    • これは、他の投資家の投資判断に影響を与えることがあります。
  10. 経営戦略・事業計画の発表:
    • 企業が中長期的な経営戦略や具体的な事業計画を発表し、
      明確な成長目標や戦略を示すことで、将来への期待感が高まる場合。
    • 特に、新規事業への参入や海外展開などが示された場合に注目されやすいです。

これらのカタリストは、単独で発生する場合もあれば、
複数組み合わさって株価に影響を与えることもあります。
また発表当日の株式市況の動向によっては
反応が薄い場合もあります。
・暴落時における配当増額、自社株買いの発表など
投資家は、これらの情報を注意深く分析し、
投資判断に役立てることが重要です。

目次

株価が動くにはサプライズが必要

も、文字ばかりでしんどいですぅぅ😭

すごく簡単に言うと
投資家達が予想もしていなかった
出来事(サプライズ)があると
株価に反応(話題になる)するということです。
例えば北極海にアザラシがいても
別に不思議ではないけど
東京多摩川にいると話題になるし、
北海道で冬に雪が降っても話題にすらならないが、
沖縄で雪が降ると全国ニュースになる。
これが話題のキッカケとなる
「カタリスト」です。

インサイダー情報でもない限り、
事前に知るのは
無理があるわね。

そうだね。
だからと言って全く可能性がないわけではない。
売上(お客様の支持)や
営業利益(会社の仕組みの上手さ)が
上がり続けると言うことは
売上や利益を取るための仕組みが
高いレベルにあると言うこと。
一時的な要因で上げる場合もあるが、
基本的に右肩上がりならば
仕組みが整っているか
時流に乗っていると判断できます。

カタリストは業界、社会情勢の背景によって変化します。

例えばトヨタの場合は円安という

キーワードがカタリストになり得ますし、

メガバンクの場合は金利という

キーワードがカタリストになり得ます。

また金融アナリストの予想が

予想通り」になった場合には

カタリストになり得ません。

カタリストには一種の「サプライズ」が必要と言えるでしょう。

市場関係者が思っても見なかった指標が

大きく上振れする、そのキーワードや指標が

上方修正の場合の

カタリストだと言えるでしょう。

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