【負けない投資家IR考察術】

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裏読みIR活用術、情報の裏を取れ!!

IRって公開されると株価が上がる
イメージがあるけど。
出たら「買い」でいいの??

IRは基本的に会社の
活動を担うものだから
良い情報を、
良い切り取り方で
アピールすることが多い。
素直に新サービス、新商品を
評価して買うのも良いけど、
負けない投資家としては
もう一歩、踏み込んで
考えてみるのも面白いよ。

なぜかその表記(情報)にしたのか??

『売上が昨年と比べて10億円(1,000,000千円)伸びました!!』と

記載されていても飛び付かないこと。

仮に売上10000億(1兆)の企業であれば

伸び率はたったの0.1 %。

なぜ企業の広報が単位表記を

それにしたのか??

昨対比率ではなくなぜ、金額で

IRを出したのか??

情報を鵜呑みにするだけでなく

なぜその「表記」にしたのかも

考えてみましょう。

※ちなみに上記の表記単位は

あえてバラバラにしています。

継続して出てきた数字が急に出さなくなったのはなぜか??

今度は売上の根幹たる

お客様の「数」で考えてみましょう。

3年前、2年前、昨年と

お客様数の伸びをIRに定期的に記載していた

企業があるとしましょう。

ところが今年はなぜか顧客数の伸びどころか

数字そのものがない。

これはちょっとアヤシイですね。

他の記載すべき情報があるというもの

分かりますが、急になくなったというのは

かなり違和感を感じてしまいます。

情報の裏をとって順調に伸びているのであれば

まだまだ株価は伸びると判断できますが

華やかな新サービス・商品に隠れて

情報を出さない(出せない)と判断した

場合は「売り」を主眼として

撤退の準備を進めるべきでしょう。

新製品、新サービスを猛プッシュするのはなぜか?

もちろんその企業にとって社運をかけた

一大プロジェクトの可能性も大いにあります。

前々からのお客さまや、投資家の期待を

一身に集めている場合もあるでしょう。

肝心なことはそれに対しての売上や利益の伸びが

どれくらい見込まれるのか??これらを

丹念に調べる必要があります。

自信があれば当然IRに記載されますが、

なければこれまたアヤシイと勘繰るべきです。

IR、とはいえ基本的には素直に♪

上記のように色々と情報の裏がないかと

勘繰っているような記述をしましたが、

基本的には素直に情報を見るのが

正しい在り方だとも思っています。

ただ内容に少しでも「違和感」を感じたら

「情報の裏取りをしてみる」というのも

また負けないための投資術といえるでしょう。

余談ですが自分が米国株をしない理由

英語で記述された決算書もIRも現在だと

グーグルその他翻訳機能を使えば簡単に

情報を入れることが出来るでしょう。

しかしながらネイティブ英語スキルを持っていない

自分としてはどうしても表記に対する「違和感」

感じることが出来ないと判断したためです。

英語が堪能な場合や

積立など目を閉じて投資する分には

米国株は優れた投資先であることは

自分も大いに同意するところでありますので

合わせてコメントさせて頂きます。

アヤシイと思ったら逆指値をドンドンあげよう

上記のアヤシイ案件にあったら
どうしよう??すぐに売るの??

もちろん売りもありだけど
ひと工夫して利益を伸ばしてみよう。

株価は上がっているけど、裏をとったらアヤシイ。

そんな場合は、逆指値を上げていきましょう。

逆指値とは株価がある一定の下の水準

来たら「売りましょう」という注文の仕方です。

基本的にはIR公開の後ですし、

株価は上昇している局面が多いかと思います。

上がったら上がった分、逆指値を上げていき

確実に利益を上げられる水準を上げていきましょう。

そのまま上昇局面に入ればそれも良し。

反転して下がる局面が来ても

確実に得られる利益水準は上がっていることでしょう。

ポイントは情報の裏取り

銘柄企業の裏の裏を読んで上手に

利益を上げていきましょう。

裏を読みすぎて「策士策に溺れる」に

ならないように情報の裏表を

上手に使い分けましょう。

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