【株式投資情報の取り方と優先順位】中上級編

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特別、もしくは秘密の情報源があるのではない。

株式投資に成功し続けていると

なにやら特別な情報源や

秘密の情報網を持っているのか??と

聞かれることがたまにありますが

結論から言うと「ないです。

さらにいうと証券アナリストや

投資インフルエンサーの

話すら基本的に聞いていません。

レベル感でいうと

yahooニュースやラインニュース、

家庭にある地方紙ぐらいです。

付け加えると本業の会社で

不定期的に読む日経新聞ぐらいでしょうか。

ではなぜピンポイントで情報を得ることが

出来るのでしょうか?

大きく分けて2つの情報の

取り方になります。

情報の項目を決めている(ルーティーン)

  • 平日、ほぼ毎日
    (テレビをつけると必ず出てくる情報)
    日本及びアメリカの株価指数、
    為替、本日の見出しニュース
  • 週1回程度 原油価格 日米短期金利
  • 月一程度 金価格
  • 年一程度 企業の有価証券報告書、決算短信、IR情報
    四季報及び企業ソート作業、
    気が向いたら証券アナリストの経済ニュース、
    同じく気が向いたら投資インフルエンサーのウンチク

    赤字の項目だけでも大丈夫かと思っていますが
    参考までに定期的に自分が
    参考にしている情報を列挙してみました。

投資開始スイッチの入る情報を決める

自分は漫然と情報を集めているのではなく、

銘柄によって異なるキーワードを選定して

情報を収集します。

銘柄によって関連する情報を、組み分ける

決算短信では

その銘柄がどこの部門(セグメント)で

売上を上げているのか?

どこの部門で営業利益「率」を稼いでいるのか?

どういった経済事象が起こると営業利益が上振れするのか?

というものを読み解いていきます。

例としてトヨタなど輸出企業では円安

輸入販売会社、例えば電力会社だと

原発再開、円高、原油価格低下など

それぞれの銘柄によって

株価上昇キーワードが違います。

ダメな選別例として

トヨタの株を狙っているのに

金(ゴールド)相場を見ていても意味がありませんし、

電力銘柄株を狙っていて

小麦粉の相場と需給を予測しても全く意味がありません。

決算短信(別途会社が公表する資料も含めて)を見て

この銘柄は、

「円安」、「原油価格」、「半導体」、「金属相場」が

株価が動くキーワードだと

判断したならば、そういった情報が入った時のみ

動き出す、そんなスタイルです。

ちなみに決算短信や有価証券報告書では

今年(今期)の振り返りと、

来年(来期)の見込みが世界情勢、国内情勢とともに

記載されていることがほとんどです。

そのなかにはキーワードもしくはそれに近い言葉が

入っていることが多いので要チェックです。

トヨタ(株)決算短信より参照

もちろんプロではないので

全て覚える必要はありません。

が、時価総額が大きな銘柄だと

機関投資家(プロ)の方が

さまざまな手を使って調査、予測します。

(スーパーコンピュータの駆使や、違法ギリギリというか

違法な手段も含めて)

彼らと戦っても勝ち目はないので

わたしは中小型の株をメインに

立ち回ることが多いです。

これらの中小型株のメリットは

また別個にブログで書き上げます。

違和感を感じたら攻めの情報取得

例えばトヨタですと、「円安」「原油高」だと

株価が上がりやすい傾向にあります。

輸出がしやすいのとガソリン価格が上がると

北米市場が燃費の良いトヨタに

シフトしやすいためです。

(実際にはもっともっと複雑ですが)

仮に予想した営業利益の上振れが

+5000億。それに対して

+1000億で決算が発表された、

もしくは赤字になってしまった、

というパターンの場合はどう情報を

収集するでしょうか??

  • 売上(お客さんの支持)が悪かったのか
    営業利益(会社のやり方)が悪かったのか
    もしくは両方悪かったのか調べる

   ⇩

  • その悪い原因は会社の構造的な問題なのか、
    外部の影響による一時的なものなのか?
    この辺りから攻めの情報収集となります)
     ⇩
  • 経済アナリストやグーグル検索を
    活用します。
    通常のストーリーとは違う
    流れで来ているのは何故か??
    を自分なりで良いので
    解決してみましょう

情報の海に溺れるな

ともすると「情報が多い方が良い」と言う人も

いますが、賛成半分、疑問符半分と

いった実感を自分は持っています。

事前に集めるべき情報を選別し、

それ以外の情報はスルー。(たとえ株価があがろうとも)

テリトリーを決めることで

割り切った情報選別をしています。

(テリトリーを広げる努力は必要ですが)

確実に勝つために、

そして負けない投資をするための

情報収集術でした。

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