半導体銘柄に出遅れたけど
どうにかして入ってみたい!!
モメンタムが強いので
投資方針を変えて
挑戦して見ました。
鉄板スクリーニングからスタート!!
純利益率が高く推移しており(10%以上)
PERが低め(株価に勢いがあるため20以下)
外国勢の視線を意識してROEも15%以上の
銘柄をスクリーニング。
ヒットした中で注目した
半導体銘柄は二つ。
日本特殊陶業(5334)と
日本ピラー工業(6490)でした。
最終的には日本特殊陶業を
買ったんですね。
その銘柄選定の理由と
タイミングについて
教えて欲しいですっ!!
理由は下に記載しているけど
海外投資家や国内投資家の
投資意欲も勘案して
選びました。
指標の割安さは日本特殊陶業ですが・・・
もちろん割安という理由だけで仕込みを決めた訳ではありません。
半導体関連銘柄ということですが
利益の源泉となる商品の割合は
大きく異なります。
日本ピラーは売上の79%半導体関係セグメント。
それに対して日本特殊陶業は半導体関係の
売上の比率は多くて15%程度のセグメント(自動車関係以外)
利益の源泉を調べてみると
自動車関係の「点火プラグ」。
割安に放置されていた理由はここにありそうです。
EV自動車ブームの昨今、やはり
ガソリン車の点火プラグという点では
「将来性は乏しい」というのが
投資家心理としては妥当なものでしょう。
迷っている最中に、
あるニュースが
飛び込んできたんですね
メルセデス・ベンツ社が
2030年までに
ガソリン車を廃止するという
方針を撤回。
2030年代(2039年)まで
存続方針というコメントを発表。
それに加えて
①トヨタの販売増のニュース。
②アップル社のアップルカーの
計画中止
③北米における寒波での
EV車の欠点の露呈
④中国におけるEV車の
販売増加率の低下
銘柄の選別は前々から
(時には数年単位)
世の中の流れを変えるニュースが
出てきたらそれに乗っかる。
基本的にはこのルーティーンで
投資に成功し続けています。
割安な銘柄を選びつつ、ニュースで判断
割安銘柄をピックアップしつつ、
ニュースで判断を下すという
自分の今までの投資スタイルに合致する形で
仕込みをすることに成功しました。
割安な銘柄が標準的な価格になるだけでも
利益になりますからね。
買う理由が多いと成功する確率はグッと高まる
上記の理由に加えて
配当利率が高い=国内投資家からの視線を意識
ROEが高い=海外投資家からの視線を意識
株価が割安で放置されていた懸念点(点火プラグ)も
上記の理由により大きく減退しました。
10数年単位での超長期投資には
全く向いていない銘柄ですが
数年単位での投資期間という意味で
楽しみということで仕込みをした次第です。
割安指標が多いことに加えて
自動車産業におけるハイブリッドの
見直しが来るという流れに乗って
仕込んだ次第です。
乗り遅れたセクターでも
中心銘柄から軸足を外し、
懸念点が払拭された情報を活用すると
利益が出るよ、という例でした。
利幅は少ないものの
確実に利益が出せるパターンです。
ガウラーさんにしては
王道の手法ではないようですが、
こういった別手法も
使えるようになると
引き出しが増えて良いですね。
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